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次は司法書士とるぞ! おかげさまで行政書士試験は突破できました2020!交通安全アドバイザーのhigashiです。

国産メタルに思うこと

東浦です。

メタル好きですよ。世界中のあらゆるメタルが好きです。気に入らないアルバムとかはあるけどね。もちろん日本のメタルも好きなんだけど……今日の記事はそんな、東浦が時々考えていることです。あえてきっつい書き方してますが、基本的に東浦は日本のメタルも大好きです。そこは悪しからず!

​〇日本語歌詞​

​いかにもメタルと親和性が高いような題材を日本語の歌詞にするのはかなり厳しいのかな、とリリースされる作品を見ていて感じます。有名ファンタジーゲームのような剣と魔法の物語を日本語歌詞にするには相当な力量と語彙がなければまず無理ですし、工夫に工夫をこらしても現実問題としてはやっぱり、ちょっと赤面歌詞になりがちだよね。一方で、純和風の世界観、陰陽座のような傾向のものは非常に好意的に聴いていますが、いろんなバンドがおんなじことやっても、やること自体は全く問題はないと思うし、東浦的には歓迎だけど、日本の市場って「二番煎じ~」とか、そういうの嫌うじゃないですか。ビジネス的にはあまり良い影響は与えなさそう。じゃあ、例えばマシンガンズみたいなちょっとオフザケ傾向のあるようなのはどうか。歌詞としての良しあしは別としても、日本でメタルがキワモノ扱いされる原因をただただ増やすだけ、というわけで個人的にはあまり良いものとは思っていません。メタル=面白い音楽とか、その入り口はちょっとどうだろう。それで定着して聴いてくれるならいいと思うけど、やっぱり、ゲラゲラ笑いながら聴くのはちょっと違う気もするし、例えばそういう入り口で聴き始めた人がメガデスとか聴いて「面白くないね」って言われても超困るよね。

極端な結論ですが、
「​英語でいいじゃん」と思います。​​
なんだかんだいって、ワールドワイドな共通言語ですよ。発音なんていいんですよ、日本人っぽい発音で。イタリア産メタルなんて、英語歌詞曲の発音、結構すごいことになっていますから。日本人なまりの英語、別にまったく問題ない。東浦、過去にイタリアの某バンドと商談してたとき、お互いひどい英語でやり取りしましたよ。お互いGoogle翻訳みたいな英語なの。スペルとかぐっちゃぐちゃ。それでもなんとかなっちゃうんですよ。というわけで東浦は英語歌詞勝手推奨。むしろ日本語歌詞にこだわり過ぎると、どこまでもガラパゴス化していくだけなんじゃないかなと危惧しています。いかにも中二病な世界観の歌詞のメタルをアニメ絵のジャケットでCool Japan!な感じも悪くはありませんが……ねえ? ​


​〇売り方、入手性​

​もっともっと配信を活用してほしいな、と心底思います。CDという形にすることにこだわる時代は正直、もう終わっています。今では自作曲をApple music等に配信することが出来るサービス等もあります。当然有料ですがCDプレスするより遥かに安いし低リスクです。これは聴く側にとっても同じこと。初見バンドのCD買うのっていくらツイッターとかで宣伝されてても結構リスキー。ですから、こういうツールをどんどん活用して市場を拡大してほしいな、というのが一人の聴取者としての望みです。率直に言って、サブスク音楽を契約していて別個にCD買うのって相当にお義理か、廃盤の中古ぐらいなんですよね。サンプルとしてのCD-R無料配布もこの時代ではあまり良策とは思いません。QRつきのフライヤーのほうがずっと安価に枚数さばけると思う。各バンド戦略があってやっている事なので、「なに言ってんだお前」とお思いの方も多いかとは思いますが、​はっきり言って国産メタルは入手性が悪すぎる。​ユニオンに行く時間なんかとれないって人もいるし、距離的に無理って人もいます。東浦は前者。ユニオンが来てくれってレベルで無理。じゃあ通販で送料まで払って買ってくれるかどうかって、イチゲンのお客さんはやっぱりきついでしょう。お金かけなくても時間を費消できるコンテンツがあふれてるんですから、最低限同じ土俵にあがらないと。Youtubeでサンプルのクロスフェード流すとかじゃぜんぜん足りないです。実際問題、一部の売れているバンド以外はライブでの手売り+紹介での購入等で良くても実売500枚前後がいいところだと思います。利益はほぼ無いんじゃないのかな。というか、レコーディングから何から何まで含めていったら赤字だと思うんですが。
ミスチルラルクも配信している時代です。もう円盤にこだわるのはやめましょう。やるとしてもファン向けのスペシャル商品としてぐらいに留めておくべきです。浮いたお金でレコーディングやマスタリングに金かけたほうが絶対いいです。​


​〇実力​

実際問題、日本のバンドはみんなすごく上手だと思うんですよね。それこそApple musicなんかで配信しているバンドでも海外の、いわゆるCクラスのメタルなんて、ひっどいのも中にはあります。国産は、兼職バンドが多くてレコーディングやマスタリングに金や時間をあまりかけられてないんだろうな、ってのはありますが、あんまり「下手!」ってのには出くわさないんですよね。素晴らしい。だから、逆に言えば「下手!」ってバンドも配信やYoutubeなんかを使ってどんどん揉まれてほしいと思います。前述のとおり、入手性が悪くて日本のメタル、あんまり聴けないです。


​〇市場​
日本の音楽市場は、まあこういうもんなのでもう仕方ないかな、と。ここに文句言いだしたらきりがないからね。この状況のひどさの中で各バンド、本当に奮闘していると思います。

以上、今日はちょっとそんな気分だったので、日本のメタルに思うこと、でした。
また時々、こういう記事も出てくるかも。

東浦でした。​​




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