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次は司法書士とるぞ! おかげさまで行政書士試験は突破できました2020!交通安全アドバイザーのhigashiです。

車間距離

東浦です。

ブログのタイトル的に、たまには交通安全ネタなのですが・・・。メタルばっかりだったから最近笑

さて、間もなく施行される、いわゆるあおり運転厳罰化ですが、今回は一般的に必要とされる車間距離について確認しておきます。

​〇通常走行時

​​教習所で習うのは、空走距離+制動距離、という考え方でその時の走行速度によって車間距離を開こう、という考え方です。100km/hで100メートル、みたいな考えもありますが、個人的には危険だと考えます。簡単な話で、機械的に、〇〇メートルって事で定められるものではない​んですよね。その時の道路状況や運転状況で都度判断して、非常時に停車できる車間距離を自律的に判断しなければならないんですね。車によって履いているタイヤも違うしブレーキ性能も違う。積み荷の重さも違うわけですから。自車がどのぐらいの距離で停まれるのか。自分がどのぐらいの距離感で車を停めることが出来るのか。ちゃんと、体で覚えることが重要です。
通常走行時、ずいぶん後ろの車が車間を詰めてくるなあ、というシーンでは、自車の位置をちゃんと考えましょう。右レーンでのんびり走ったりしていませんか? 追いつかれた車は避けなきゃ駄目ですよ。道交法27条に規定があります。(逐条勉強会ではないので条文引用はしませんが)他人を煽るのは今後厳罰となりますが、煽られるような運転している社会不適合な方もね、個人的には取り締まっていただきたい。​適切な通行区分帯を道路状況・車両状況に則した適切な速度(非常時にいつでも停まれる速度で)で、出来るだけ安全な方法で走行する。道路交通の大原則です。​

 


​〇渋滞時の車間距離​

​渋滞時、後ろの車が車間を詰めてくるケース、ありますよね。悪意でやっている場合と、逆に善意でやっている場合があるので判断に迷うところ。悪意の場合は「早くいけ」または、丁字路などの上になっており、新たな車両の合流拒否!のようなシーンですね。善意の場合、交差点を通過した直後などでもう1台来れるように、や、右左折車両が流入出来るように出来るだけ詰める、ような感じでしょうか。いずれにしてもあまり気にすべき話ではないというのが東浦の考え方です。鼻っつらがペタンコのバンとかトラックの場合、車間ベタベタに詰めてもなんら問題はありませんし、そういう車両の特性ですから。こんなのね、気にして騒ぐほうがアホです。免許保持不適格者です。この程度のことでイライラしたり恐怖を感じるようじゃあね、運転しないほうがいいですよ。​

一応の目安としては、前に停車している車両のナンバープレートが自車の鼻先やダッシュボードで隠れないぐらいの距離、と言われています。ただ、繰り返しになりますがあまり意味はないです。開きすぎは無用な割込みを招いたり、かえってトラブルの元になりますから、一般的社会通念的に適切な距離まで詰める。停車時、発進時は適切に、必要な分だけの注意を怠らない。こっちのほうが100倍ぐらい事故防止です。

というわけで本日は車間距離についてのお話でした。
今日も1日、安全運転・無事故・無違反で行きましょうね。

東浦でした。

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