#15 Ghost Brigade / Ⅳ：One with the storm ----5.8
東浦です。
新しいメタルと古いメタル、どっちが好き？と訊かれたら圧倒的に古いメタルが好きです。世代的な問題に好みの問題、いろいろありますが、まあメタル全般好きですよ問題なし。最近は個人的にStratovariusブームです。というかコティペルトの声が好き。計画ではあと２０回ぐらい後にStratovariusもこのコーナーに回ってくるので、今から楽しみです。
というわけで、本日のサブスクメタルこれ１枚！
Ghost Brigade / Ⅳ：One with the storm
01. Wretched Blues
02. Departures
03. Aurora
04. Disembodied Voices
05. Electra Complex
06. Stones And Pillars
07. Anchored
08. The Knife
09. Long Way To The Graves
10. Elämä On Tulta
ドシーン、ズシーンとさせつつも抑鬱的で感傷的な、哀愁の旋律が漂います。解き放たれているというよりは、蠢いている。いかにも「メタル！」って感じではなく、オルタナメタル的な要素が強いように感じられます。まあ、言うて〇〇メタル、なんて区分にそれほどの意味があるとは思いませんのでどうでもいいんですが……。個人的には嫌いではない、って感じでしょうか。結構聴きやすいアルバムですね。ヘヴィ＆ダークを突き詰めたアルバムって半分ぐらいで満腹感に襲われるんですが、このバンド、結構キャッチ―な旋律をもってくるんですよね。＃５とか、普段ヘヴィ系聴かない人でもぜんぜんいけちゃうような曲もありますし。さすがメタルな国フィンランド。ヘヴィとひとくくりに出来ない多彩さがあります。ただ全体的な色調の統一感ゆえか、聴き手の耳を強引に引っ張りこむような吸引力はちょっと弱めです。集中して聴きたいと思わせるようなパワーはもう一つ。ただそれも悪い点だけとも言えないんです。お風呂で勉強とかしながら、BGM的に聴ける。耳が幸せなやつですね。悪くないです。
スワロー・ザ・サン！
良いメタルを。
東浦でした。
