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次は司法書士とるぞ! おかげさまで行政書士試験は突破できました2020!交通安全アドバイザーのhigashiです。

Metal Intersections2 Sonata Arctica / Silence

この記事は、過去に別ブログで公開していたものの再掲載です。

 

 

  1. オヴ・サイレンス

  2. ウェブアレジー

  3. フォールス・ニューズ・トラヴェル・ファスト

  4. ジ・エンド・オヴ・ディス・チャプター

  6. ランド・オヴ・ザ・フリー

  7. ラスト・ドロップ・フォールズ

  8. サン・セバスチャン (リヴィジテッド)

  9. シング・イン・サイレンス

  10. レヴォントゥレット

  11. タルラー

  12. ウルフ・アンド・レイヴン

  13. リスペクト・ザ・ウィルダーネス (ボーナス・トラック)

  14. ザ・パワー・オヴ・ワン

 

個人的にはこれまで敬遠してきたバンドだった。2001年版のこのアルバムだけは自宅のライブラリの中に保管されていた。おそらくは当時のディスクユニオンか何かでそれらしいポップがつけられていてあまり深く考えずに購入していたのだと思う。ろくに聴いた覚えがないが……今日こうしてレビューをするそのために今日まで手元にあり続けていたのだとすればそれなりに感慨深いものもある……あるか?

 

全体を改めて聴いた所感としてはやはりあまり良いものとは感じられなかったのが正直なところだ。HELLOWEENなどのジャーマン系の影響も感じられるがより色濃いのは同郷のStratovariusのそれだろう。両者が上手く組み合わさればそれなりに興味深いものになるのかもしれないが、少なくとも本作について言えば残念ながら両者のあまり面白くないところ同士が結びついてしまっているような印象を受ける。音作りの雰囲気は悪くない。ヴォーカルもパワーと若々しさを感じさせるが高音はそれほど得意ではないか。キーボードはややキラキラし過ぎていてところどころ聞き苦しい。音数は全体的に多め。剛速球とゆるいカーブの二種類しか持ち球のないマイナー投手のようなアルバムだ。

 

 

メロディ全体はそれほどキャッチーではなく、どちらかと言えばストーリー性を優先しているようだがそれ以上に最優先項目はプレイ精度なのかもしれない。確かに素晴らしいテクニックを有しているバンドであることに違いはないのだけれど全体の奥深さが感じられないままに腕前自慢をしてしまっているような印象が同作最大の瑕疵だろう。

 

何曲かをピックアップする。

#2. ウェブアレジーはアルバム全体をしっかりアピールする面では成功している一曲だ。このアルバムの中では珍しくメロディアス寄りな、キャッチ―なサビメロで日本人受けも良さそうだが、とにかくキーボードがうるさい。強烈に好き嫌いが分かれる部分だろう。

#6. ランド・オヴ・ザ・フリーは個人的には同アルバム内最優良曲だ。楽曲全体の前進感も気持ちよい仕上がりになっていて気持ちよく聴くことが出来た。

#11. タルラーは印象的なピアノからひそやかに物語の始まる佳曲でありながらおしいところに届かない何とも言えない曲である。ずっと後ろで自己主張を続けるピアノも、もう少し何とかならなかったのだろうか。

#12. ウルフ・アンド・レイヴンはいかにもパワーメタル的な曲で同バンド的な解釈でのパワーメタルとは何たるかをはっきり示している一曲だと言えるだろう。このアルバムの中では一番良くまとまっている曲だ。

 

東浦でした。

 

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