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次は司法書士とるぞ! おかげさまで行政書士試験は突破できました2020!交通安全アドバイザーのhigashiです。

行政書士試験合格ルート14:多肢選択・記述式のツッツキ方

つんつん。

 

お疲れ様です。

さて、今回取り上げるのは多肢選択式と記述です。多肢選択については個人的にはボーナス問題っていう認識でした。ある程度の国語力があれば7割はなんとかなると思います。残り3割しっかり詰めて、本試験では満点を狙いたい部分ですね。

国語力にちょっと自信ないなあ、という場合は、これはやっぱり書いて覚える、読んで覚えるしかないわけですが、国語力のみで如何ともし難い部分の攻略と合わせて、ここは、個人的には音読して覚えることをお勧めしたいです。声に出すのが難しいシチュエーションであれば、せめて、音にせずとも口は動かしたい。目で見るだけじゃ、だめですよ。

書いて覚える、という部分では判例や判旨をテキストから写すというのはあまりお勧めしません。時間かかりすぎです。やはり大抵が択一で出ている部分からの出題ですから、過去問を回しながら、多肢選択で登場してきそうな部分はしっかり押さえておくという地道な勉強方法が一番かな、と思いますね。逆に、多肢選択の過去問をやるときは、択一でそれらが登場した時の設問をイメージしながらやって行きましょう。次に触れる記述もそうですが、きちんと、面倒がらずに択一と連動を図りながら勉強していく癖づけは後々かなり効いてくる部分です。判例にしても手続や規程にしても、結論だけでなく、周辺部分もきっちりと。

 

一方の記述は、得体のしれない、ちょっと漠然した怖さがありますよね。何がどう出てくるかわからないですし、採点基準も闇の中です。参考書なんかには択一の勉強で培った知識の延長線上のような説明ですが、そんなこと言われてもねえ笑 というわけで、記述については一冊は練習問題集やっておきましょう。一冊やり終えるとなんとなく記述の正体がわかると思います。

択一との知識の連動については、当初はあまり意識する必要はないと考えますが、2週目、3週目には特に民法についてはある程度、クセのある言い回しをそのまま丸覚えしておかないと文字数調整する時に苦労するようなところがありますから、きちんと意識的な学習をしていきましょう。例えば、「契約その他の債務の発生原因及び取引上の社会通念に照らして」とかね。もしくはこのブログのタイトルなんかもその類かも。なかなか、普通じゃこんな言い回ししません。だけど、知っている言葉だけで構成されているんですよね。社会通念ってなんだ!?とかは別にしてね。こういう、法律的言い回しを体に染み込ませていくこともまた重要です。

 

行政書士試験はセクションごとの基準点はざっくり、法令と一般知識だけです。社労士みたいに科目ごとではありませんし、司法書士のような厳しい足切り制度も敷かれてはいません。そんな行政書士試験の中で対策に困ってしまう一般知識と記述式。一般知識はまた別の機会にお話しますが、記述に関しては、やはり0点でもクリアできるように択一で積んでおけるのが受験生の精神衛生上は理想的。なので私も、受験勉強中、特に直前期は、記述は50パーセントできればいいからね、と自分に言い聞かせて択一に注力してやっていました。ここら辺の加減はかなり個人差のある部分ですが、「まあ、記述はね〜」ぐらいに考えてやっていければ、最終的にはなんだかんだ、大丈夫です。ここら辺はメリハリつけていくことをお勧めします。

 

それでは、引き続き頑張っていきましょう!

 

 

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